大学時代からの彼氏と同棲中です。
両家顔合わせも終わり、東京で結婚式を10月にしようということで春先から準備に入りました。
しかし、コロナが猛威をふるい続け、10月の結婚式もやっていいのかどうか…(25歳女性 会社員)
コロナが2020年の10月や11月に終息するかどうか?
ですが、ワクチンの開発などで皆が集団免疫を獲得するまでは
「終息した」
とは言えません。
ワクチンの開発には1年以上かかると言われていますので、10月や11月に挙式予定の方々は、決行かキャンセルかを早めに決めましょう。
今回は、コロナで結婚式の延期やキャンセルをする場合、決行する場合の方法をお伝えします。
最も重要なのは、新郎新婦、特に女性側の気持ちです。
「妊娠しているのでキャンセルしてしまったら結婚式はできません。
一生に一度の思い出なので、2人だけでも式をやりたいです」(25歳女性)
「さすがにこの時期にやるのは非常識すぎるので、式自体を見合わせたいと思います。
もともと、すごくやりたい!という気持ちもないですし」
(31歳女性)
ほとんどの結婚式は、女性のためのもの。
ですから「彼女がどうしたいと考えているのか」を最優先して決めること。
その次に新郎の考えと妥協点を見つけ、最後に両家両親の考えも聞きましょう。
ここを間違えて新郎の親の考えなどを最優先してしまうと、後の結婚生活に大打撃となりますから。
一般的には、地震などの自然災害で結婚式を行うことが客観的に見て不可能であれば、キャンセル料は発生しない場合があります。
しかし、コロナ感染予防の場合は結婚式を行うことが客観的に不可能とまでは言い難いので、キャンセル料が発生する可能性が高くなります。
まだ話し合いの途中でも、料金については式場に確認してください。
あまりにキャンセル料が高額な場合は、不当請求かもしれません。
一度消費者センターにも相談しましょう。
こちらも担当のプランナーさんに、当日結婚式を開催するにあたって、会場側が行っている予防対策を確認してください。
特に遠方から招待しているゲストに関してどのようなご連絡をすべきかなどの対策を確認することも必要です。
また、招待済のゲストの皆さんには改めて出欠の確認をとり行いましょう。
「2人のスタートを決めるのに不適切なタイミングはない」
このメッセージは、あるプランナーさんが東日本大震災直後に結婚式を予定していたカップルさんに掛けた言葉です。
筆者も全く同意見です。
延期やキャンセルにしても、決行するにしても、
「2人で悩み、迷い、決断するまで」
その過程で必要な絆が作られるのです。
いったんこの絆ができれば、簡単には壊れません。
どんな結果になっても、2人にとっていいことになるというのを信じるのです。
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